メインの内容へ進む

大きな窓の小さな家

自邸です。

両親の住む平屋の棟の北側に、完全二世帯住宅を増築しました。

敷地の東側には市街化調整区域の休耕田が広がり、朝日とその眺望を建物に取り込む為に、2階のLDKの東側に大きな窓を設けました。

1・2階それぞれ10坪の総2階の住宅は、狭いながらも開放的なつくりとなっています。

一方で、西側と北側は、夏の西日・冬の季節風を考慮し開口を最小限に抑え、屋根材と同じ黒色のガルバリウム鋼板の外壁とし、閉じた外観としています。

LDKの中心に、サクラの天板の大きなダイニングテーブルを据え家族団らんの場としました。

テーブルの下部には食器棚を設け、配膳・下膳も非常にスムーズです。

江戸後期の納屋に使われていた丸太の梁材を製材所で裁断し、化粧材として用いています。

敷地面積:236.88㎡(71.66坪)

延べ面積(増築部):70.32㎡(21.27坪)

遠景