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中庭のある荒町長屋

敷地はかつて福島城があった福島県庁の近くにあり、福島城へと続く街道に連なる町屋のあった場所で、鰻の寝床の敷地形状を今にとどめています。

敷地は、間口三間(約5.4m)、奥行き約30mと細長く、市街地に近いため防犯上安全を確保したいという要望から、開口部を必要最小限におさえたシンプルな外観としました。

その為、建物内に十分な採光・通風を確保し、明るく開放的なつくりにする工夫を施すことになりました。

北側の安定した光を取り込む為に、吹き抜けのリビングとダイニングの上部に天窓を設けました。

また、8畳程の光庭となる中庭を設け、室内に光が注ぐようにしました。

中庭は室内へと風を導き天窓等から風が抜け、外側には開口部が少ないにもかかわらず風通しの良いつくりとなっています。

中庭に面する外壁や室内の色は「白」を多く用い、レフ版の効果でより明るい内部空間を確保しました。

敷地面積:180.31㎡(54.54坪)

延べ面積:124.97㎡(38.71坪)

第22回 ふくしま住宅建築賞「特別賞」受賞 (2017年)

外観