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いいの「虹の家」

三方を石垣に囲まれた敷地は東西に細長く、南側は約1.5mの高低差があります。

敷地を1:2に分けるように石の階段があった箇所に新しく階段を設けて玄関へのアプローチとし、玄関を挟んで2階建てと平屋の棟を設けました。

西側の2階建ての棟はプライバシーを最優先とし、東側の平屋の棟は仲間が集えるリビングと続きの和室を設けました。

その二つのボリュームを中2階の回廊で繋いでいます。

外観は 2階建の棟を左官の白壁、平屋の棟を杉板の縦張り、回廊部分をガルバリウム鋼板の横段葺きとし、ボリュームごとに仕上げを変えています。

北側の裏路地を抜ける風を地窓と勝手口の通風窓から取り込み、片流れの平屋と2階建ての高窓から空気を排気し、風通しの良いつくりとしました。

また、冬季は薪ストーブの暖気が回廊から2階まで煙突のように登り、建物を全体を暖めます。

敷地面積:203.30㎡(61.50坪)

延べ面積:137.88㎡(41.71坪)

外観